ペット保険の【窓口清算タイプ】|4年間加入して感じた便利さとデメリット!
- ペット保険を検討
- 窓口清算のペット保険は?
- どのペット保険を選べばいい?
ども、ボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
飼い主の感覚でいえば、治療費は自己負担分だけ払うのが当たり前ですがペット保険はそうではありません。
ペット保険は15社以上が取り扱っていますが、ほとんどが事後請求となっているので一時的な出費が発生します。
窓口清算のペット保険は、アニコムとアイペットのみです。
筆者は、現在アニコムのペット保険に加入中なのでその便利さやデメリットを紹介していきます。

なんか違いがあるの?

ペット保険はどこまで求めるかを判断!
窓口清算タイプはかなり【便利】
一方で、窓口清算タイプのペット保険は治療費の清算がかなり手軽にできます。
これは、骨折や病気といった大きな治療費が発生したときはかなり助かるメリットです。
飼い主である人間と同じ制度で自己負担分だけ支払えばすみます。

一時的な出費も抑えられる
『窓口清算』のペット保険
ペット保険は、まだまだ加入率は10%程度と低いことから飼い主の人間のように窓口清算は主流ではありません。
その中で、アニコムとアイペットのみ窓口清算が可能です。
窓口清算タイプのペット保険
保険会社 | 商品名 |
---|---|
アニコム | どうぶつ健保ふぁみりぃ |
アイペット | うちの子 |
筆者も、現在加入中の【アニコムのどうぶつ健保ふぁみりぃ】も自己負担のみの支払いでなんの手続きもしません。

保険証のように提示するだけで、自己負担のみを窓口で支払って終了です。
『治療費が高いから行かない』はそもそも論外ですが、自己負担分のみの支払いで済むのは窓口清算タイプのペット保険の利点です。
ペット保険の窓口清算のメリット
- 手続き不要で気軽に病院にいける
- 自己負担額だけで出費が抑えられる
ただし補償の手続き負担がない分、どうしても保険料が高くなってしまい月額4,000円前後になってきます。
わが家の愛犬も年々ペット保険料が上がり、4歳時で月額約4,500円程度です。

高いの?

飼い主の保険よりいい値段だよ
窓口清算タイプの【メリット】
窓口清算のペット保険のメリットは、なんといっても気軽に動物病院にいけることです。
自己負担分しか支払う必要がないので、ちょっとしたことでも動物病院にいけるのはかなりの安心材料になります。
あとは、これはあくまでも個人的な推測ですが、、、
飼い主が申請するよりも動物病院の方が知識がある分、ペット保険会社もすんなり補償対象として受理してくれる気がしてなりません。
筆者は社労士(労働の専門家)なのですが、労基署やハローワークとのやり取りがかなりスムーズにすすみます。
分野はまったく違いますが、個人がペット保険会社とやり取りするよりも動物病院に頼んだ方がスムーズなはずです。
それが理由で、割安の事後清算タイプのペット保険に切り替えの踏ん切りができていませんでした。

見えない部分で資格や知識は強い
窓口清算タイプのペット保険【注意点】
窓口清算タイプのペット保険は確かに便利です。
ですが、窓口清算タイプのペット保険(アニコム)に4年間加入して感じた点を紹介していきます。
結果論ですが、筆者の愛犬は大きなケガや病気もなく元気に暮らしています。
その結果、窓口清算タイプのメリットをほぼ利用したことがありません。

元気でなによりじゃん

使わないにこしたことがないけど、、、節約の要素はある!
窓口清算は『微妙?』
窓口清算タイプのペット保険は、飼い主の考えによっては実は微妙です。
窓口清算タイプのペット保険は、愛犬猫がケガや病気にならなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
筆者も、愛犬との4年間で2回ほどペット保険の補償を利用しました。
- 足を痛めたとき
- 皮ふをケガしたとき
しかも、足を痛めたときはまさかの仮病?でした。
2回窓口清算タイプのペット保険を利用した結果、約20万円のペット保険料にたいして補償の恩恵はは2千円程度です。
仮に事後清算タイプのペット保険に加入していたとしても、飼い主のお小遣いから出せる程度の費用です。
よほどのケガや病気でない限り、窓口清算タイプのペット保険はメリットがありません。

大病しない限り恩恵はほぼない
ペット保険料は『必要最低限』
4年間のペット保険料を考えると、約20万円貯まってたんだなと考えてしまいます。
これは飼い主の保険でもいえることです。
保険はあくまでも、万が一の補償であって家計を圧迫するようなペット保険の選び方はおすすめしません。
それに、治療費が万単位になるケースはペット保険調査でも10%以下なので窓口清算のメリットは少ないといっていいでしょう。
窓口清算タイプのペット保険は、月1,000~2,000円以上も他社に比べて割高になります。
それほどありがたいサービスなのかと考えると、決してそうは感じません。

貯蓄に勝る補償はない
ペット保険料を抑えたい場合は、こちらの記事もどうぞ

窓口清算タイプのペット保険はサポートも手厚い
窓口清算タイプのペット保険は、補償以外のサポートも充実しています。
パピー期はちょっと目を離した瞬間に驚きの行動をとりますし、でかくなる子ほど破天荒なことをしでかします。

大病しない限り恩恵はほぼない
初めてのペットなら『手厚く』
ペット保険は、万が一に備えて加入します。
初めて犬猫を飼うのなら、ペット保険を手厚くすることで安心です。
ペット保険の最大の目的は、愛犬猫に万が一のことがあったときです。
ですが、初心者の飼い主さんにはほかの不安もあります。
- 噛み癖
- 吠え癖
- 車追い
- トイレのしつけ
『こんなはずじゃ』っていうケースがかなりあります。
そんな時に、手厚いペット保険はサポートしてくれるのでありがたいです。
- LINE相談
- 腸内フローラ検査
- 人にケガをさせたときの補償
筆者は、パピー期に警察犬学校に通わせたのでLINE相談などは活用しませんでしたがしつけ教室につれていけない飼い主さんには助かるサポートです。
しつけ教室を検討中の飼い主さん別記事もどうぞ

『3歳』までは手厚いのも安心
愛犬が若いうちは、ペット保険が手厚くてもいいと思っています。
なぜなら、わが家のボーダーコリーとも仲が良かった後輩ミニチュアダックスがたった2歳半でなくなってからです。
犬は1歳にもなれば成犬と判断されますが、中身はまだまだ子供です。
嫁の実家のミニチュアダックス(こころ)は、共住する猫のおもちゃを誤飲してしまいそれが原因で亡くなってしまいました。
愛犬シェリーと仲が良かったので、1歳年下のこころが眠った姿を見た時は心臓が締めつけられる思いでした。
成犬と判断されても、3歳くらいまではまだまだ手がかかるケースがあるのでペット保険は手厚くても良いと思います。

しつけリスクもふまえて考えよう
【落ち着いた】なら見直し検討
わが家はまさに今その状態で、愛犬が驚くほど落ち着いて手がかからなくなってきました。
ペット保険の目的は、あくまでも万が一のためです。(掛け捨てなので)
ケチってるように感じるかもしれませんが、落ち着いてきた愛犬に合ったペット保険に見直すことは決して間違った判断ではありません。
わが家の愛犬3歳まで
- たまにトイレ失敗
- 寝ながらお漏らしする
- ゴミをあさったりする
1歳まで警察犬学校でしつけ教室に参加していたので、だいぶ手がかからない子に育ったなと思っていますが時たまイタズラをしていました。
4歳になりかなり落ち着いてきた中で、フルサポートのペット保険である必要性を感じなくなっています。
飼い主である人間も保険の見直しをするように、愛犬も年齢や落ち着き度合いにあったものに変更していきましょう。

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