社労士

会社に不満を上手く伝える方法

ここ数年、働き方改革、最低賃金の上昇といった労働者にとって

嬉しくなる話題が増えてきたように思います。

働き方改革に関しては有給取得を義務化していますし、

最低賃金もまだまだ全国平均1000円にはほど遠いですが、

東京は令和元年で1000円で到達するでしょう。

ですが、まだまだ労働問題というものはなくなりません。

そこで社会保険労務士であるしゅん太郎の

経験則からなる会社に不満を伝える際のポイントをお伝えしたいと思います。

とにかく

・あなたが伝えたい事は不満や怒りではなく、内容であること
・相手に不満を解消してあげたいと思わせること

この2つを意識しましょう。

なぜ労働問題は起きる

まずはそこですよね。

労働基準法はもちろんご存じかと思います。

そこには、最低限守りなさいといったルールが定められています。

当然、労働基準法を守っていれば給与が安い等の不満はあれど労働問題には発展はしないはずです。

このご時世で、最低限のルールを守らないなんてナンセンスです。

しかし、労働問題は起きてしまう。

何故なのか。

  • そもそも、労働基準法を守っていない
  • 労働基準法を守っていても、違反がある
  • パワハラ、セクハラ、マタハラ
  • 不満を理解しない

そもそも、労働基準法を守っていない

もはや論外ですが、これは当然労働問題が発生します。

だって守ってないんだからw

守っていても、違反がある

この代表格といっていいものが同一賃金同一労働でしょう。

同じ働きをしているのに正社員と契約社員ってだけで何故、差が生じる。

といった不満は、今後より一層問題となると思います。

パワハラ、セクハラ、マタハラ

未だになくならない問題ですね。

というかなんでもハラスメントつければいいみたいな風潮は、正直私は嫌いです。

嫌な気分になったら、パワハラ、セクハラといって反論しとけばいいみたいな。

もちろんする側が悪いのですが、受ける側のその時の精神状況やこの人だから嫌だとか

非常に難しい問題です。

私の経験上、なかには気の合わない相手を陥れる為に主張してきたりという方もいました。
(結局は、その方が浮いてしまい退職しましたが、、、)

不満を理解しない

これは、完全に会社側の問題ですね。

社員が辞める理由の9割が、不満といっていいでしょう。

その不満を抱く人が全て労働問題に発展するわけではないですが、

不満があることをわかっているのであればしっかり話を聞くことが大事です。

といったことが原因で労働問題が発生しやすいです。

不満を伝える前に一呼吸

非常に大事です。

不満というのは大抵我慢に我慢を重ね、

もう我慢出来ない、やってられないといった状況となり不満をぶちまけます。

そうなると責任者は、とりあえず宥めようとその場を落ち着かせようとします。

私のこれまでの経験からのよくある流れがこうです。

  1. 現場社員の不満が、爆発
  2. 責任者が宥めて落ち着かせて終了
  3. 現場社員の不満が再度、爆発
  4. 責任者が宥めきれず、総務部へ
  5. 労働問題へ発展

この流れが非常に多いいです。

ここで問題なのが、

しゅん太郎
しゅん太郎
感情の赴くままに、不満を伝える事です。

そこで、責任者がすることは宥めることです。

例えば、、、

あなた:もう我慢できません。(怒り)
なんで同じ仕事をしているのに正社員とこんなに差があるんですか。
あの正社員より私の方が、絶対仕事量多いいし。

責任者:(※まずいな、とりあえず落ち着かせよう)
あなたの仕事ぶりには本当に感謝しているよ。
あなたがいるから仕事も回っている。

あなた:だったらもう少し時給をあげてくれるなり
正社員にしてくれるなり評価してください。

責任者:(※正社員は増やせないしな、、、)
とにかく、上にも掛け合ってみるよ。
    

こんな感じで、あなたは感情で相手に伝え、

責任者はその場しのぎ。

あなたは多少不満をぶつけられて満足、

責任者は落ち着かせることが出来て一安心。

、、、全然、根本的な解決が出来ていませんw

いつかあなたは、再び不満を爆発することでしょう。

結果、

不満を伝える際に、負の感情はマイナスになるだけ。

本当に伝えたいことは、一旦一呼吸おきましょう。

可能なら、日を改めて何を伝えるべきかしっかり整理してから伝えましょう。

あなたの目的は、あくまでも不満の内容です。

決して、あなたの怒りを伝える為ではないのです。

 

なにが問題なのか理解しよう

感情にまかせて、その場で思ったことを並びたてても生産性がありません。

前述したように、一呼吸は大事です。

一呼吸して、いざ勝負!!

といく前に、あなたが不満に思うことはなんなのかあなた自身がしっかり理解しましょう。

  • 仕事方法に不満があるのか
  • 待遇に不満があるのか
  • 法律違反に不満があるのか(最早、論外)

仕事方法に不満
これであれば、ともに仕事をする仲間としっかり話し合って責任者に相談しましょう。

その前段階の仲間との意見のズレでまとまらないで不満がたまっている場合。

尚更、どうしたら穏便に話が進むのか整理してから責任者に個別で相談しましょう。

待遇に不満がある
これは、非常に多いいことでしょう。

何の為って、お金の為に労働があるのですから見合った待遇を求めるのは当然です。

これこそ感情がもっとも不要なものです。

待遇改善に、怒りなんてぶつけたらもともこうもないですから。

その待遇に対する不満は、法律が絡んでこないかも踏まえてあなた自身が理解が必要です。

仮にあなたが契約社員で、正社員と同じ働きをしてることへの不満であれば

前述した同一賃金同一労働といった問題で法律が関わってきます。

そうしたらそれはどのような違反なのか、どう改善されるべきなのかと理解することで

あなたが主張すべきことが変わってきますし生産性のある話し合いが出来るはずです。

法律違反に不満がある
もはや、これは論外です。

一呼吸おいて主張するのはすべきかと思いますが、

話を聞いてくれないようであれば労働基準監督署に出向いて下さい。

完全なる法律違反をして、話を聞かない会社で働いても未来はないですし

下手に出る必要はないです。

ということで、まず何が不満でその不満は

法的に問題があるのかないのか

どのように改善されれば法違反にならないのかと

不満の現状をしっかり理解することです。

話し合いの生産性を上げるためにも非常に大事なことです。

 

解決を急がない

不満をすぐにでも解消できればそれが一番です。

ですが、すぐに全てを解消しようとしても難しい場合があります。

あなたにとっての不満が、労働問題になる場合は他の社員にとっても問題になる可能性があります。

その場合、安易にあなただけこうしましょうとはいかないものです。

場合によっては、就業規則まで変更する必要が出てきます。

そうなれば、しっかりと役員会議で話し合ったり社員の代表者の同意も必要になります。

そこを急げといっても限界があるので、

頭ごなしに法律違反だっと主張したりせずに、あなたの歩み寄りも必要なのです。

あなた
あなた
今すぐ不満を解消してくれ。

なんてことを言っても、いい話し合いは出来ません。

しっかり相手にも余裕を持たせて不満を解消させてあげたいと思わせる事も大事なのです。

ここはしっかり解消してくれと譲れない部分をしっかり話して、

ある程度の時間を会社側に与えるという歩み寄りがないとまとまるものもまとまらず

最悪の場合、引くに引けなくり訴える!!なんてことになり辞めるはめになるのです。

不満を解消したいとういこうとは、これから先もそこで働くということです。

怒りにまかせて伝えると、そういった冷静な歩み寄りも出来ません。

そんあ意味でも、負の感情はいらないのです。

まとめ

労働問題。

人間対人間の話し合い。

つまり、コミュニケ-ションであり交渉。

営業マンであれば商談です。

その商談に負の感情があっては成立なんてしません。

それと一緒で、労働問題もやはり負の感情は不要なのです。

まとめ

・不満は整理せずに伝えない
・感情になかせない
・法律違反なのかそうでないのかを調べる
・頭ごなしに法律違反だと主張しない
・歩み寄る姿勢も必要

ポイントを意識して、一呼吸おいて話すことで生産性のある話し合いが出来るはずです。

その後の働きやすさにも影響しますので是非参考にしてみて下さい。

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しゅん太郎
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