こんにちわ。しゅん太郎です。
さて、今回は雇用保険の失業手当について説明しちゃいます。
転職もしたことなく、長年同じ会社で働いている方からしたら全くルールを知らない方もいるかもしれませんね。
そんな方の為に、このくらい知っとけばいいでしょうってな具合にゆるく書いていきますね。
記事の対象
- 就職して、間もない方
- 転職したことない方
- 細かいことはどうでもいいから、簡単に教えてという方
- 総務に聞きづらい方
失業手当って?
そもそも、失業手当とは言葉の通り、失業した状態の方が対象に支給されます。
じゃ、なぜもらえるのかを説明しますと、この点も知っての通り雇用保険料を払っているからもらえます。
これは、働いたら働いた分、給与から控除されます。
※31年現在、給与から1000分の3
金額としては、大きな額ではないですが、積み重なれば大きな額になります。
とりあえず、失業手当をもらう絶対条件ですね。
当然、加入条件もあるのですがここではゆるく行きますので、その点は省きます。
そもそも、雇用保険に入ってるかもわからない方は、給与明細を見て雇用保険料が控除されているか確認してください。
毎月、給与から雇用保険料を払うことによって、失業した際にハローワークから毎月支給日になると貰うことが出来ます。
そうなんです。【加入してる=貰える】の間には、収入、入社期間、年齢といった状況で金額や日数が大きく違います。
ましてや、払っていてももらえない方もいます。正確には、まだもらえないですが。
失業手当は、必ずもらえる?
前述したように、必ず貰えるわけではありません。
失業手当を貰える条件として、
被保険者期間とは・・
つまり、簡単に言うと、退職した日から過去遡って毎月11日以上働いていたかです。
それが1年以上あれば、支給対象になってきます。
正社員であれば、毎月嫌でも11日以上なんで、その条件はクリアしていると思います。大事なのは1年間働いていたかですね。
とりあえず、数年は軽く働いているよって方は余裕でもらえますのでご安心を。
(もちろん、雇用保険料を払っていたらですからね?)
ですが、条件には一つの会社というルールは有りません。仮に転職したことが合って、前職場で雇用保険に加入していれば、通算できます。なので離職日以前の2年間なのです。
前職場と現在の職場の間に、1年以上あいていると怪しくなりますがそんなに期間があいていなければ給与明細みるなり、思い出してみてください。
例えば、新卒で入って1年目で辞めちゃったという方は、残念ながら貰えません。
(倒産や、病気やケガ、人員整理なんかの場合は、特別受給者となります)
退職したらすぐ貰えるの?
はい、ここです!!
失業手当は、安易にもらえない場合が基本です!!
なかには、辞めたらすぐ貰えると勘違いしてる方がいるんじゃないでしょうか?
待期期間
失業手当は、仕事を失っている状態で貰えることは当然なのですが、
自己都合、会社都合(特別な事情を含む)とで貰える時期がずれてくるのです。
共通した待期期間があり、それが申請してから7日間。
そして、自己都合の方はその後3ヵ月!!
とまぁ、自己都合ということは自分の責任や判断のもと、退職したのですから先を見据えてるんでしょう?的な感覚で待機期間がめちゃ長いです。
会社都合や特別な事情の場合は、本人も予期していないので急に収入がなくなるのは大変だろうということで、待期期間は7日間のみと少ないのです。
ですので、ある程度先を見据えてから転職活動はしましょうねw
ついカッとなって辞めたりする方もいますが、気をつけましょう。
失業手当って、どのくらい貰えるの?
給付日数
これについては、人によって大きく変わってきます。
最低90日分、最高で360日分
最高の日数は条件等で中々いないので、90日目線で説明していきます。
なんせゆるく書いていますから。読んでる方も、結構90日の方が多いいかと思いますので。
とりあえず下記のURLで日数は見れますので、対象の年数と年齢で把握してください。
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_benefitdays.html#main
日数は大丈夫ですかね?
あくまでも、その日数分を貰うまでに待期期間があるのを忘れずに。
仮に、自己都合での退職の場合、3ヵ月の待期期間と給付日数の90日分で貰い終わるまでに退職から6ヵ月間かかります。
当てにせず、すぐ職を決めちゃいましょうw
先ほども書きましたが、退職しても通算できます。貰わないともったいないなんてことを思わずに職探ししましょう。
金額
これも、年齢や収入によって変わってきます。
一応、収入が低い人ほど高く支給されるようになっています。
離職した直前の6ヵ月間にもらった基本給与の合計を180で割った額の50%~80%です。
(60歳~64歳の場合は45%~80%)
上限額も決まっています。
30歳未満 | 6,755円 |
---|---|
30歳以上45歳未満 | 7,505円 |
45歳以上60歳未満 | 8,260円 |
60歳以上65歳未満 | 7,087円 |
2019年から改正され、ほんのちょびっと金額は上がっています。
一応下限額は、1,984円です。
自動計算をしてくれるサイトもあるので目安を確認できます。
ですが、このお金は含む含まないなどルールがあるのであくまでも参考程度にとどめましょう。
ちなみに、月固定で30万円貰っていたら1日分は6千弱といったところになります。
受給方法は?
まず、退職しますw
そうすると、総務の担当者が離職票を作成(ハローワークでの手続き)をしたのち手元に、届きます。
これは、会社によります。顧問の社労士に頼んでいるようであれば、顧問に資料を提出してからとなるので、会社が直接ハローワークにいくより遅くなります。
受給の開始は、離職票をもらってハローワークに申請してから待期期間が始まるので、出来る限り早く離職票をもらったほうがいいです。
なので、総務の動きが大事になってくるので仕事が出来る総務かそうでないかで対応が変わってきます。動きが遅いと思うなら、やめる際にいつ出来るかと確認して圧をかけましょうw
最短で作ろうと思えば、退職後数日で作れます。
ですが、それだけの仕事をしているわけではないので、退職後1週間から長くても2週間は様子を見てあげましょう。
それをもって、ハローワークにレッツゴーです。
それから、待期期間を経て、何日が受給日なのでと言われるのその日にハローワークに出向きます。(基本、受給対象日から28日後)
基本、待期期間終了後、28日ごとに支給されます。
例えば90日分受給できる場合、28日、28日、28日と重ね90日になるまで受給できます。
当然、就職が決まれば途中で受給中止となります。
以上となります。
できうる限り、わかりやすく書いたつもりです。
なので、実務経験されている方、知識を持っている方からしたらつっこみたくなる部分もあるかと思いますが、ゆるく浅くの記事なので目をつぶってくださいw
他にも、雇用保険は退職したときに使う保険じゃないんだということも書いていきますので、そこで具体的なことを書いていきます。
知ってないと大きな損をしてしまうこともいくつかありますから♪
ではでは。