- 歯磨きガムを丸呑み
- 歯磨きガムの誤飲が心配
- 歯磨きをちゃんとしてあげたい
ども、ボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
愛犬が歯ブラシを嫌がるとき、どうしても頼ってしまうのが歯磨きガムですよね。
筆者も愛犬が3~4歳までは歯ブラシを全くできずで、歯磨きガムやシートに頼っていました。
でも、歯磨きガムは丸呑みや誤飲により思わぬ事故にも繋がるしなにより愛犬の健康にも悪影響です。
歯磨きガムに頼りっきりだったわが家の経験をもとに、与え方~歯ブラシに変更できた方法を紹介していきます。
人間と同様に、愛犬の歯のケアは健康に直結するのでしっかりケアしてあげましょう。
- 歯磨きガムの与え方
- 歯磨きガム丸呑みの防止法
- 歯磨きガム→歯ブラシになるまで
- 初心者でも歯ブラシは案外簡単ってこと
筆者が愛用中の歯磨きジェルの紹介記事はこちら

歯磨きガムの与え方
筆者の愛犬は活発な犬種なので、歯磨きガムを与えるとおとなしくハウスで食べるんでおやつ替わりに与えていました。
ですが、次第に汚れていく愛犬の歯が気になり歯のケアを意識するようになりました。
歯磨きガムの本来の目的は、歯のケアです。
丸呑みを防ぐためにも、歯磨きガムを正しく与えましょう。
- 飼い主が歯磨きガムを持つ
- 歯磨きガムの先を愛犬に向ける
- 奥歯で歯磨きガムを噛ませる
- ある程度噛ませたら離す
- 反対の歯で同じように噛ませる
その結果、次第に歯磨きガムから歯ブラシにもシフトできるようになります。
歯磨きガムは【飼い主が持つ】
歯磨きガムは、基本的には飼い主が持った状態で与えるようにしましょう。
理由はこちら
- 丸呑みしがち
- 噛みやすい方で食べる
- 与えっぱなしはほぼ効果がない
筆者の周りには愛犬を含め4頭(家族の犬)いますが、どの子もある程度のサイズになると丸呑みです。
もはや歯のケアにもなっていないし、歯磨きガムは地味に高いのでもったいない気持ちにもなります。
しかも、噛みやすい方で噛むので与えっぱなしにすると効果も半減です。
飼い主が歯磨きガムを持った状態で与えることで、丸呑み防止にも繋がります。
愛犬の奥歯の方向に、歯磨きガムを向けるとことで噛む面積が増えます。
※シェリーの画像
歯磨きガムをあるていど噛んだら、いったん取り上げます。
そうすることで、必要以上に歯磨きガムを口に含むことなく口の中のものを噛んでくれます。
同様に反対の歯も同じように、歯磨きガムを与えるだけです。
歯磨きガムの先を向けて与える方法は、歯ブラシと似ているので抵抗感が薄まります。
愛犬に【ビビらない】
愛犬に指を噛まれると思って、つい指を下げてしまう飼い主さんもいることでしょう。
そこについては、『とにかくビビらない』とアドバイスするしかありません。
指まで噛むようなら、歯磨きガムをいったん取り上げて『ダメ』と叱ったり落ち着かせるなりしましょう。
愛犬も始めからガムと指を噛み分けるなんてできません。
でも、しつけも含めて与えると次第に歯磨きガムと指の違いを理解してくれるはずです。
愛犬シェリーに歯磨きガム与えている最中に、指を入れ替えてもすぐに噛むのをやめてくれます。
ビビッて与えたりがっつくから与えっぱなしは、愛犬になめられますし丸呑みの原因にもなるのでやめましょう。
飛びつきは【抑える】
筆者の愛犬は、食い意地が悪く愛猫のゴハンもこっそり食べてしまうほどです。(忍び足で気づかれないように)
そんな性格なんで、歯磨きガムもガツガツ食べて丸呑みしようとします。
手で抑えるといっても、歯磨きガムに必要以上に飛びつかないように防ぐ程度です。
これは慣れてからでいいですが、最終目的の歯ブラシにシフトする上で重要になってくるポイントです。
口に触れられることすら嫌がる子も多いので、歯ブラシにシフトするまでに少しづつ手で触れることを慣れさせましょう。
歯磨きガムを必要以上に口に含ませない&手で触れられる慣れの為にもぜひ試してみて下さい。

歯磨きガムから歯ブラシへ
筆者も、3年以上歯磨きガムやシートに頼っていました。
その結果がこちらです。

愛犬の歯の汚れや歯茎の赤身がひどくなってきたので、このままじゃマズイと思い歯ブラシを日課にするようにしました。
- 口元を触れる
- 口をめくってみる
- シートで歯を触れる
- 歯ブラシを舐めさる
- 歯ブラシを口に入れてみる
- 歯ブラシで少しづつ歯を磨く
ガムから【歯ブラシ】
歯ブラシを持つような方法で、歯磨きガムを与えているとシフトするときにスムーズです。
①と②は歯磨きガムの段階で意識すれば簡単にクリアできます。

慣れてくると歯周ポケットにも指を入れられるようになります。

指シートで【慣れる】

指に巻き付ける歯磨きシートはヤンチャな子は丸呑みしちゃう恐れもありますが、指サックははずれにくいのでおすすめです。

ちなみにわが家で愛用中の指サック型の歯磨きシートはこちら
開封してから1ヵ月以上たってもウェット感も衰えず使えるのでおすすめです。
ここまできたら歯ブラシにシフトはほぼ完了です。
そもそも普段から歯磨きシート使えているご家庭は、歯ブラシは余裕でできます。
筆者も漠然と歯ブラシはハードルが高いと思ってたけど、続けてみるとなんのこともありませんでした。
あとはこれが歯ブラシに変わるだけです。
最初は抑える手に歯型がつくこともありましたが、歯ブラシを日課にすることで愛犬も加減をわかるようになってくれます。

歯ブラシで【磨く】
愛犬の力加減が分かってくると、だいぶ歯磨きしやすくなります。
力加減を愛犬がしってくれるだけで、歯磨きがメチャクチャ楽になります。

歯磨きを毎日するようになって、最初の数日は軽く磨いただけでも血が出てました。
でも歯磨き用品の質にもよりますが、1~2週間で歯茎の赤みも引いてきます。

歯磨きガム丸呑み→歯ブラシまでの【まとめ】
歯磨きガムやシートはあくまでも補助的な役割です。
歯磨きガムやシートばかりだと愛犬の歯を守れません。
それを愛犬との4年間で痛感しました。
歯のケアを毎日続けることで、『こうしたらこう動くんだ』ってのが次第にわかり対応力が身についていきます。
最終的には、歯ブラシを持つと歯磨きの時間だと理解するようなるはずです。
- 歯磨きガムは持って与える
- 歯のラインに沿って与える
- 与える際に口に手を触れて慣れさせる
- 慣れたら少しづつ歯磨きシートにシフト
- 慣れたらガッツリ奥歯や歯周ポケットも!
- ここまできたら歯ブラシは余裕
- 犬歯を上手く指で固定して歯ブラシ
歯磨きガムの丸呑みは、消化にも悪いのでめげずには歯ブラシへのシフト頑張ってください。
筆者が愛用中の歯磨きジェルの紹介記事はこちら

歯ブラシでなくても舐めさせたり、水に混ぜたりと方法も出来るのでおすすめの歯磨きジェルです。