【中型犬のハウス選び】ケージとサークルどっちがおすすめ?後悔しないポイント!
- 中型犬を飼い始めた
- ケージとサークルで悩む
- サイズ感はどのくらいがいい?
ども、中型犬のボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
筆者の愛犬は中型犬の中でも比較的大きいボーダーコリーなんで、ハウス選びには非常に悩みました。
この記事では、実際の経験談から中型犬と暮らすご家庭にケージとサークルどちらがいいか解説していきます。
ちなみに、ケージとサークルの両方を試した結果!
中型犬の犬種と快適に共存するためには、なにかとケージの方が便利です。
活発で力の強い中型犬であれば、イタズラも壮大なのでケージにしておくのが無難です。
放し飼いであっても、愛犬にとっては自分が落ち着く部屋が必要になるのでケージやクレートなどできる限り囲まれた空間を用意してあげましょう。
囲まれた空間が安心する!
実際に使っているケージも紹介!
ちなみにサイズも豊富で丈夫なトムクレイトのケージがおすすめです
広くて頑丈なのに、30秒でたためる愛用のケージです。
- 2つの扉
- 30秒で収納できる
- 頑丈だから上に物が置ける(脱走はまず無理)
愛用中のトムクレイトのケージはYouTubeでも紹介していきます
中型犬はケージ【おすすめの理由】
中型犬と長年暮らした経験上、サークルではなくケージをおすすめします。
うちの子も最初はサークルを使っていましたが、結果的にケージに落ち着きました。
はっきり言って、中型犬だと犬種によってはサークルは遊び程度の障害物です。実家のサークルに入ってる中型犬がコチラ
小型犬は無理ですが、身体能力の高い中型犬はサークルを軽く飛び越えます。
ちなみにうちの子はパピー期に、1mのサークルを軽々よじ登ったのでケージに切り替えました。
中型犬の身体能力はスゴイ
ケージの『メリット』
まずは、実際にケージを利用して意識しているポイントやメリットを紹介していきます。
ケージを選ぶ際は、丈夫さはもちろん収納のしやすさも意識しましょう。
ケージは丈夫なものを選ぶと、収納スペースも確保できるのでおすすめです。さらにたたみやすいケージは外出時(キャンプや震災)にも役にたちます。
- 犬のイタズラ防止
- サークルより強度がある
- 遠出や震災のときも安心
- 愛犬にとって安心スペース
犬のいたずら防止
自由に家を歩き回って留守番をさせたいところですが、そうもいかないのが中型犬との生活です。
ケージやサークルで留守番は可哀そうかもしれませんが、犬は広い空間で独りぼっちでいることを不安に感じます。
それに、中型犬以上になってくるとイタズラも壮大です。しつけもままならない状況で、中型犬を放し飼いで留守番はマジで危険なんでやめましょう。
どんなイタズラ?
壁に穴、蛇口から水だしっぱなど、、、
※ちなみに犬友の体験談です。
スペース活用
ケージは天井もあり、サークルではできないスペース活用ができます。
しっかりと強度のあるケージを選ぶと、すぐに取り出したいペット用品を上に置くこともできて便利です。
ケージは強度がかなり重要
中型犬用のケージはケチるとすぐダメになるね!
安心スペース
犬もテリトリー意識も強いので自分の部屋は必要です。うちの子も、雷が鳴ったり叱られるとケージにそそくさと入っていきます。
ずっと放し飼いだと、狭い空間を嫌うおそれがあります。遠出や震災のときに、ケージ慣れしていないと一緒に行動することが制限されかねません。
ちょっとした留守番・寝る時間など少しづつ自分の居場所を認識させるケージは必須のアイテムです。(普段からの慣れも必要)
雷は怖いからハウスする!
避難所で一緒に過ごせないことも、、、
中型犬に使いやすい実際に購入してよかったペット用品記事はコチラ
ケージの『デメリット』
ケージのデメリットもあります。
ケージはシンプルな箱なので、部屋の空間に合わせたアレンジがしにくいです。しかも中型犬サイズになると丈夫さが重視され重量感や圧迫感もあります。
ケージ選びはサイズ感など部屋の間取りをしっかり把握してから購入しましょう。
- おしゃれ感に欠ける
- 拡張や縮小ができない
- でかいケージほど圧迫感
おしゃれ感に欠ける
ケージは、頑丈なものほど鉄やステンレス製のものが基本なのでオシャレ感はありません。
ケージに求めるものは、あくまでも快適な空間や留守番のしやすさであるべきです。中型犬を飼う以上はオシャレ感は二の次で快適さを優先しましょう。
その結果、どうしてもサークルよりもオシャレ感が欠けてしまいます。
でも、中型犬や大きい子にはおしゃれ感よりも強度を重視したケージ選びが大事なんです。
拡張や縮小ができない
ケージは、サークルと違って買ったらそのまま使うしかありません。
サークルだとパーツを付け足して、空間のアレンジが可能なものもあります。なので、しっかり手に触れてなんなら愛犬を実際に入れてみて購入したいところです。
でも、ペットショップでは小型犬用~よくてトイプードルサイズのケージしかおいていません。
- アレンジが利かない
- ネットで探すしかない
- 事前の空間イメージが大切
中型犬のサイズ感にもよりますが、少し大きめのケージを選ばないと後々の調整もできないのでしっかり検討しましょう。
ケージは一生ものだと思って選ぼう!
でかいケージは圧迫感
大きめの中型犬だと、どうしてもケージもでかくなります。
部屋の広さもしっかり考慮して選ばないと、生活がしずらくなるので慎重に大きさを調べてから購入しましょう。
- どこに置くか
- 扉はどっちについているか
- ペット用品やトイレトレーはどうするか
中型犬のケージはどうしてもでかくなりがちなので、できる限り圧迫感がないような空間づくりを意識しましょう。
ちなみに我が家で使っているトムクレイトのケージサイズはコチラ
- 高さ 84㎝
- 幅 76.5㎝
- 奥行 124.5㎝
広いぶんどうしても幅はとりますが、4.5畳の部屋に置いても圧迫感なく使えています。
強度のあるケージだと、上にペット用品を置けるので収納面でもおすすめです。
20kgのボーダーコリーでもゆったり寝れる
しかもペット用品を置けるから便利!
ケージ選びの『ポイント』
中型犬にもなると、ペット用品の1つ1つのサイズもでかいので地味にかさばります。
中型犬用のケージにこだわってきたので、選ぶポイントを挙げてみます。
中型犬を飼って3年が経ちますが、なにごとも『ちょっと大きいかな?』くらいの感覚で買うと失敗しません。(洋服類は除く)
さらにカギの強度も大事で、中型犬は力が強いので安いケージだと簡単にケージを開けてしまいます。
中型犬用のケージはあまりケチらないほうがいい!
このようにケージのカギが、2重構造になっていると開けることができないので安心です。
そして、折りたためるケージなのかも地味に大事なポイントなので意識して探しましょう。
ちなみに、うちの子が愛用しているケージは【トムクレイト6000】です
このケージ、頑丈なのにたった30秒で折りたためます。サイズ6000は16kgと重めですが持てない程ではないので持ち運びも可能です。
1回買えば、もうケージを再購入する必要はなくなります
愛犬に使っているトムクレイトのケージ記事はコチラ
色々失敗を踏まえて、選んだケージなので中型犬以上のサイズならおすすめです。
サークルは中型犬には【無意味?】
うちの子はボーダーコリー(17キロ)ですが、運動量も考慮するとほぼ大型犬のようなものです。
正直、サークルで囲んだとしても『なにこれ?』程度に軽々飛び越えます。
と個人的には思っています。
ちなみに、中型犬がサークルに入るとこんな感じです。
いい子に留守番できるよ!
不安でしかない、、、
サークルの『メリット』
正直、中型犬だとサークルのメリットは少ないと感じています。
小さめな中型犬やおとなしい子であればサークルもアリですが、ボーダーコリーのような活発な子は意味をなしません。
とは言え、サークルにもメリットがあります。
ケージと違い、サークルはアレンジができるものもあります。サークルとクレートを組み合わせることで愛犬の空間度も高まるでしょう。
- 犬のイタズラ防止
- 上から作業しやすい
- 拡張や縮小しやすい
イタズラ防止
ケージ同様に、留守番時に入れておくことでイタズラや誤飲などを防げます。
ですが、我が子のサークル内での写真を見てもらえばわかるように中型犬には無意味です。
よほどしつけに自信をもてないかぎり、サークルでの防止要素はケージより劣ります。
上から作業しやすい
ケージと違って、サークルは天井がないので上から作業がしやすいです。
トイレシーツも替えやすいし、汚れた箇所を上からでも掃除ができます。
それに犬も天井がないぶん広く感じて、ストレス軽減になるのがサークルの良さです。
拡張や縮小しやすい
飼い主からしたら、拡張性のあるサークルを購入すれば、模様替えの際も部屋に合う形にできるのが最大のメリットです。
サークルを拡張して、部屋一面を愛犬のスペースにすることで放し飼いに近い留守番もできます。
さらに、サークル内にクレート(寝るため)もおけるのがメリットです。
犬は、四方に囲まれて寝ることで安心するのでサークルを使うならクレートも用意してあげましょう。
サークルの良さはスペースのアレンジです!
サークルの『デメリット』
実家では、ミニチュアダックスフンドを飼っていますがサークルは確かに使いやすいです。
ですが、中型犬となるとやはりサークルでは不安な面が多くあります。
- 脱走しやすい
- ケージより強度がない
- 落下物など対策が必要
- ペット用品の収納が別途必要
脱走しやすい
小型犬でも甘くみていると、軽く飛び越えてしまうのがサークルの難点です。
中型犬にもなれば、サークルは単なる遊びの障害物になる可能性があります。
ちなみに、うちの子は生後3か月で軽々脱走しました。
よじ登らないようにしつけは必須
ケージより強度がない
サークルは、カギの部分がケージより強度がおちます。
天井なしの、カギの強度が弱いと中型犬にとってはもはや出入り自由な状態です。
どうしてもサークルを使いたい場合は、重量感があって丈夫なものを選びましょう。
落下物などに注意
犬にとってサークルの一番不安なデメリットです。(特に小型犬)
地震で、落下物がサークル内に落ちないように周りの置き物には注意を払いましょう。
サークルは商品によっては、天井を設置できます。
もはやケージ
ペット用品の収納が必要
個人的には、飼い主にとって一番のデメリットです。
ケージサークルどちらにしても、部屋のスペースをとります。
サークルは、天井がないのでペット用品を置くスペースが別に必要です。
床に置けば、イタズラするかもしれないので地味に置くスペースに悩みます。
スペース活用の意味でも天井は地味に大事
さらに、サークルを使う際は首輪は外しておきましょう。(特にパピー期)
これは、ケージでもいえることですがとくにサークルでは注意しましょう。
『よじ登って首輪が引っ掛かると大変』取返しのつかないことになるので、首輪は室内では外すようにしましょう。
サークルを選ぶ『ポイント』
メリットなどを踏まえて、サークルを選ぶさいのポイントや注意点は?
- 木製を避ける
- 柵が高い物を選ぶ
- カギの強度を確認
- クレートはサークルから離す
サークルは、強度を高めるために上部の囲い部分が木製のものがあります。
噛み癖のある中型犬は、木製部分を少しづつ噛み砕いていくのであまりおすすめしません。
小型犬なら神経質になる必要はないですが、中型犬はそうはいきません。
クレートをサークル内におくと、段差になり脱走のいい踏み台になります。
中型犬ケージorサークル【まとめ】
以上、ケージとサークルどっちにすべきかを中型犬と実際に暮らす立場からの解説でした。
中型犬にもなると力が強いので、おしゃれ感よりも強度やサイズも大きくなるペット用品の収納スペースを意識したほうがおすすめです。
実際にどちらも利用した立場としては、ケージに軍配があがります。
- 強度がある
- 脱走しにくい
- 天井を有効活用
- おしゃれ感に欠ける
- ケージによってはすぐたためる
- 拡張性がある
- 簡単に脱走できる
- 落下物対策は必要
- 収納スペースが別途必要
- クレートとの相性がいい
サークルだと、中型犬は大きな物音(雷)や急な興奮状態で軽く脱走してしまいます。
脱走くらいならまだいいですが、その後の行動が心配です。誤飲やコードの噛み砕き(感電)など、イタズラでとんでもないことになりかねません。
ケージ・サークルどちらを選ぶにしても、慎重に検討して選びましょう。
安心できる空間が大切だね
愛犬との快適な空間を意識しよう