子犬が散歩嫌いにならない為に
犬で産まれてきた以上は、散歩の人生!!
ってくらい、犬にとって必要なことですよね。
中には、散歩嫌いな子もいますが、子犬期(パピー期)の散歩が影響している可能性もあります。
単に運動嫌いなだけの子もいますが、子犬期の散歩訓練は非常に大事な事です。
ということで、子犬にとっても飼い主にとっても快適な散歩ライフが楽しめるような方法や注意点を学んでいきましょう。
子犬期の散歩はいつから?
人間の赤ちゃんでもそうですが、産まれたばかりの状態では免疫が出来ていません。
ワクチンをしっかり打って、免疫抗体がついて初めて散歩が出来ます。
家の中で、元気に走り回ってるし可哀相だから外に出してあげようなんてことはしないようにしましょう。
しっかりと、かかり付けの病院を見つけて先生の指示を仰ぎましょう。
子犬期の散歩は予防注射をしっかり打ってから!!
1回では、免疫抗体が不十分な状態です。
ですが、子犬期に外に出て刺激などに慣れさせるのは重要なことです。
飼い主さんが抱っこしながら家の廻りを歩くなどはおすすめです。
ちゃんとした散歩デビュー、2回若しくは3回打って、2週間程度たってから、散歩デビューしましょう。
順調にいけば生後、3か月4か月で散歩を始める事が出来ます。
それまでは、抱っこしてあげて家の周りを散歩しましょう。
その他にも、車や自転車と動くものを見せてあげるのも後々の散歩デビューに重要になってきます。
子犬期は室内でも散歩の練習を!!
「さぁ、散歩だ」と思っても、なかなかうまく行きません。
抱っこされている時と、散歩では全く違うのです。
車や自転車に怯えたり、知らない道を怖がったり、数メートル歩いては止まるといった繰り返しです。
なので、散歩デビューに向けて抱っこしての散歩や、家の中での散歩練習が大事になります。
- 首輪をつけて慣れさせる
- リードをつけて家のなかを散歩
- 抱っこしての散歩
散歩時にいきなり首輪を付けられたら子犬も戸惑ってしまいます。
定期的にかけてあげて、慣れさせてあげましょう。
子犬にとって、散歩はとてつもない広く知らない世界に飛び出したようなものです。
出来うる限り散歩道具には慣れさせましょう。
我が家もこんな感じで家の中では、日中付けてあげていました。
しかし、
[jin-iconbox01]目を離すような場合や留守番させる時は、外してあげましょう。[/jin-iconbox01]
首輪がなにかに引っかかり首が絞まってしまう可能性があるので、注意してください。
首輪に慣れてきたら、遊び感覚でリードに触れさせ、段階的に首輪につけて家の中を歩いたりして遊んであげましょう。
子犬の散歩デビューは想像よりも上手く歩かない!!
予防接種もしっかり行い散歩デビューしましたが、案の定、我が家のシェリーは、、、
立ち止まっては、数メートルの繰り返し。
最初なんて、家から数メートルで石のように固まっていました。
子犬の散歩は慣れるまで決まったルートや時間で
我が家の愛犬のように、初めは家の中とは別犬のように固まってしまう子が多いです。
人通りが多い場所や車通りが多い場所を避け、家の廻りを好きに歩かせてみましょう。
いきなり刺激的な場所だと、恐怖心が芽生えてしまいそれ以降の散歩時に手を焼いてしまいます。
慣れるまで決まったルートで出来る限り同じ時間帯で日中に行うのがいいでしょう。
それに、慣れない間は遊び足りないくらいでいいです。
刺激が多い分、子犬もすぐ疲れてしまいますので最初は外の空気に触れる感覚で行いましょう。
子犬の為に散歩時は色々な音に慣れさせよう
私たちからしたら当たり前の物や音、匂い、子犬にとって初めてのことだらけです。
自転車や車、踏切、子犬にとって驚く物や音がたくさんあります。
散歩が徐々に慣れてきたら、そういったものと少しづつ距離を近づけ慣れさせるようにしましょう。
子犬には、社会化期があり今後の犬人生において重要な時期です。
無理に刺激を与えることのないように、徐々に動くものや音に触れさせていきましょう。
ですが、臭いがする場所として気を付けてほしいことがあります。
このような場所に、足が入ってしまうことです。
臭いを嗅ぎについついいってしまい、足が入ってしまうなんてこともあります。
それに気づかずリードを引っ張てしまうようなことがあったら骨折の恐れもあります。
充分気を付けましょう。
慣れてくると、自分自身で避けて歩くようになります。
子犬との散歩はコミュニケーションを忘れずに!!
様々なものに慣れさせるだけが目的ではなく、飼い主さんと一緒に歩くことの安心感を持ってもらいましょう。
しっかり、コミュニケ-ションを図り安心させてあげる必要があります。
その為にも初めはリードを短くもって、積極的に話しかけアイコンタクトをとる習慣を身に付けさせましょう。
アイコンタクトはこの先、散歩だけではなく様々なしつけを行っていく上でも重要なことです。
子犬と散歩をする時にこんなときはどうしよう!!
散歩中は、予期せぬ出来事があります。
犬に困った理解をされないようにしっかり対応しましょう。
子犬の時期に治しておきたい引っ張り癖!!
散歩に慣れてくると好奇心旺盛で、色々な方向に引っ張られたり先を歩いて行ってしまうなんてことがあります。
こんなときは、好きなように歩かせるのではなくしっかり飼い主の横を歩くようにさせましょう。
後に、主従関係に影響が出る場合があります。
その他にも、立ち止まって動かない時に抱っこしたり、甘やかしていると、歩きたくない時は止まればいいんだと都合のいい学習をしてしまいます。
可愛いのはわかります。
ですが、しっかりとしつけ意識を持って散歩しましょう。
子供の動きは子犬の散歩に注意しよう!!
子供は、動物と触れ合うことが好きなので触ってくれたりすることがあります。
しかし、集団の子供に急に囲まれたりすると、子犬もとても驚いてしまいます。
初対面の場合はしっかり同じ高さまでしゃがんであげて、手の甲からゆっくり触れさせることで抵抗なく触らせてくれます。
そのようなかたちで、子供には順番に触ってもうらようにしましょう。
ですが、子犬にとっても、子供との触れ合いはいい経験になります。
子犬期にたくさんの人に触れてもらうことで、成犬になったときに吠えたり怯えたりすることがなくなります。
積極的に、たくさんの人に触れてもらいましょう。
他の犬との触れ合いは子犬の散歩に大事!!
散歩していれば、時には他の飼い主さんや犬とすれ違うことがあります。
犬を飼いだすとこんなにも、犬を飼っている人がいるのかと認識するようになります。
それに、犬を飼っているという共通意識がそうさせるのか、不思議と挨拶をしたり犬同士でじゃれ合わせたりすることがあります。
子犬期から、他の犬と触れ合うことで遊び方を覚えていきます。
立ち止まってくれる飼い主さんとは、情報共有の面も含んで交流を深めましょう。
しかし、子犬期に大きな犬との触れ合いは危険な時もあるのである程度の距離を保って問題ないか確認した上で近づけましょう。
子犬の散歩で一番注意する拾い食い!!
これが一番困ります。
しっかり、しつけをして癖にしないようにしましょう。
うちの愛犬も、ディスクドッグ競技の訓練中ついつい草をむしったりします。
草程度であれば、そこまで問題ないですが食べるという癖が問題です。
犬にとっては毒になるものも転がっていたりもします。
子犬期のうちから注意して散歩させましょう。
犬にとって大事な散歩!!
飼い主にとっても楽しい散歩になるよう飼い主が心がけていきましょう。