ボーダーコリーのかかりやすい病気は!?

愛犬にボーダーコリーを飼っているしゅん太郎です。
愛犬と目が合うだけで、人間はオキシトシンんというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは、身体を癒したり痛みを和らげる効果あるのです。
そんな幸せを運んでくれる愛犬について、飼い主は犬に対する様々な知識を持っておくべきです。
その知識の一つとして、愛犬の健康へのケアがあります。
本来、犬は体調が悪い事を隠したがると言われています。
しっかり飼い主さんが、見抜けるように犬種ならではの病気を知っておきましょう。
今回は、ボーダーコリーがかかりやすい病気について紹介していきます。

ボーダーコリーがかかりやすい病気は!?
まずどのような病気にかかりやすいのか一挙に紹介します。
- コリー・アイ
- 股関節形成不全
- 離断性骨軟骨炎
- 水晶体脱臼
- 皮膚病etc
ざっとあげると上記のような病気にかかりやすいと言われています。
もちろん他にもたくさんありますが、特に股関節形成不全はパピー期から気を付けておく病気です。
他には人間がかかるような外耳炎なんかもあります。
日々、愛犬に触れてあげることで小さな変化を察知して、初期段階でケアをしてあげましょう。
症状によっては、ほっとくととても治療費がかかることもあります。
ボーダーコリーの判断しづらい目の病は!?
コリー・アイ
これはコリー系特有の病気です。
個体によって様々な症状があり、遺伝性の病気なので予防が出来ない病気でもあります。
異常の判断も難しいので、眼球が小さくなったり眼底が赤く反射するようなことがあったら病院に連れて行って先生に診てもらいましょう。
場合によっては、視覚障害が起きてしまいます。
水晶体脱臼
ボーダーコリーは、水晶体を支える靭帯が弱い個体がいます。
その結果、水晶体がずれてしまい緑内障なんかを引き起こす可能性があるのです。
容姿が似たオーストラリアンシャパードなんかにも見られる症状でもあります。
目は、生き物にとってとても重要な部位であり素人の私たちでは判断が難しいです。
違和感を感じたらすぐに病院へ連れていきましょう。
ボーダーコリーが鼻を気にしたら病気!?
コリー・ノーズ
コリー・アイ同様可愛い名前ですが、慢性的な皮膚炎です。
鼻筋に水分がにじみ、赤くなったりかさぶたになり、鼻から口に回りにも広がる可能性があります。
予防としては、日差しが強い日に長時間あてないことです。
日差しの強い日中の散歩を、鼻だけではなく肉球にも良くないので極力避けて朝と夜に分けてあげましょう。
犬が気にするようなそぶりをしたら保護してあげましょう。
ボーダーコリーは活発だからこそ関節の病気に気を付けよう
股関節形成不全
股関節が正常に形成されない病気で、股関節の骨がゆるみうまく歩けなくなる病気です。
最悪の場合お座りも、うまく出来なくなります。
予防としては、甘やかして肥満にさせないことです。
それに、まだ成犬になっていない状態で過度に運動をさせて発症させてしまう恐れがあります。
活発なボーダーコリーが肥満になることは早々ないので、後者の運動のしすぎには気を付けましょう。
特に、ボーダーコリーはスポーツ万能なので、1歳未満でも色んなことが出来ていきます。
散歩でももっと走りたいと要求することもありますが、1歳になるまでは激しいドッグスポーツは控えて遊び程度でしておきましょう。
悪化すると、手術が必要になる可能性もあります。
離断性骨軟骨炎
軟骨が欠けてしまう病気で、手首や関節どこでも発症する可能性があります。
これも股関節形成不全と同様で、特に1歳未満の成長期に起こりやすいです。
やはりこちらも過度な運動が、引おこします。
大抵は、運動を制限したり薬で改善されますが、悪化するとこの病気も手術が必要になる恐れがあります。
ボーダーコリーに限らず犬がかかりやすい皮膚の病気
これは、ボーダーコリーにかぎらずどの犬種でも起こりうる病気です。
とくに犬は、皮膚には敏感でほっとくと重症化してしまう可能性があります。
ボーダーコリーは、アレルギーやアトピーを引き起こしやすく痒がって噛んだりする場合は
その箇所をしっかり確認しましょう。
ほっといても噛んで悪化していくだけなので、病院で指示を仰ぎましょう。
ボーダーコリーを飼う際に最も気になるCL症
ボーダーコリーにとってはとても恐ろしい病気です。
このCL症にかかると長くても、3歳程度で亡くなってしまいます。
症状としては、2歳近くまではなにも発症せずに健康なボーダーコリーと同じように元気です。
それが2歳を近くなると急に発症し、視力障害、恐怖心、方向感覚の低下、精神不安と様々な症状が起こり、狂暴になったりします。
難病であり、治療法が見つかっていない病気です。
しかし、このCL症は遺伝性のものなので健康体のボーダーコリー同士の子供には100%発症しません。
よって、年々CL症は減少している病気です。
ボーダーコリーを譲り受ける際に、健康チェックでわかることでもあるので考慮しましょう。