ボーダーコリーのかかりやすい病気は?飼い主が気を付けることと備え!
- ボーダーのかかりやすい病気は?
- 飼い主はどう備えればいい?
ども、ボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
ボーダーコリー、、、めちゃくちゃ可愛いですよね?ツートンカラーの嵐(荒らし)のような騒がしい犬種です。
活発すぎるからこそケガにもヒヤヒヤしながら日々生活しています。
犬は体調が悪い事を隠したがるとも言われているので、飼い主としてボーダーコリーのかかりやすい病気など知識を深めておきましょう。
この記事では、ボーダーコリーと暮らす上で知っておく病気から備えまでを飼い主目線で解説していきます。
犬種ごとに病気もことなるの?
犬種ならではの病気やかかりやすいケガに備える必要があるね!
- ボーダーコリー歴6年
- 社会保険労務士
- ファイナンシャルプランナー2級
ボーダーコリーがかかりやすい病気
飼い主として、ボーダーコリーがどのようなケガや病気にかかりやすいのか把握しておきましょう。
- 関節疾患
- 皮膚疾患
- 目の疾患
- セロイドリポフスチン症(CL症)
飼い主として防げるケガや病気もあるので、知識と対策をして暮らしがいのあるボーダーコリーとの生活を楽しみましょう。
①関節疾患
ボーダーコリーはご存じの通り、めちゃくちゃ活発です。
ボーダーコリーと暮らす醍醐味がアウトドア系の遊びです。その結果、関節に負荷がかかりやすく下記の症状に気を配る必要があります。
- 股関節形成不全
- 肘関節異形性
- 前十字靭帯断裂
①股関節形成不全
成犬になるまでになることが多く、遺伝的な原因もあるようですが、飼い主としてできることは適度な運動にとどめること・室内で滑りやすい場所を極力減らすことです。
なお、1歳未満は関節以外にも誤飲などリスクも高いのでペット保険に入ってくおくと安心です。
②肘関節異形性
前足の関節がうまく形成されず、まわりの筋肉などに炎症が起こる症状で、①の股関節形成不全同様に1歳未満で発症することがあります。
①②ともに遺伝的要素が主な原因のようですが、肥満による負荷でも起こる可能性があるので飼必要以上におやつなど与えないように心がけましょう。(わが家では基本おやつは与えない)
ボーダーコリーは適度な運動を怠ると、すぐ太るので飼い主として質の高い散歩対策などが必要です。
ボーダーコリーの散歩目安は別記事でどうぞ
③前十字靭帯断裂
関節系で一番つらいのが前十字靭帯断裂です。スポーツ選手がなりやすいケガで、犬でもよくあるケガの1つです。
とくにボーダーコリーのようにアジリティやディスクキャッチなどで、飛び跳ねて関節に負荷を蓄積させていくのでリスクも高まります。
前十字靭帯の治療は、TPLO法という比較的回復の早い治療が主流ですが、40~65万円と高額なので飼い主としても費用面の備えが重要になってきます。さらに前十字靭帯断裂するともう片方も2~3年以内に切れる可能性が高まるとも言われています。
- 成犬まで過度な運動NG
- 室内の滑りやすい箇所を減らす
- 成犬後は運動をしっかりさせる(太りやすい)
- 高齢になるまえにフードの質やサプリでカバー
活発だからと必要以上に運動させすぎると、関節性不全に陥る可能性があるので徐々に慣れさせていきましょう。跛行など、飼い主目線だけでは判断がつかない行動もとったりします。
治療費も大きくかかってくるので備えが必要!
②皮膚疾患
ボーダーコリー限らず、犬は皮ふが弱いので常にケアが必要になってきます。
- ノミ・マダニ
- 感染症
- 内分泌疾患
- アレルギー疾患
皮膚疾患は、長引くので日ごろのケアが重要になってきます。
- 日々のブラッシング
- 品質の良いシャンプー
- シャワーヘッド
ボーダーコリーと言えば愛くるしい長毛が特長なので、日々ブラッシングは欠かせません。わが家で愛用しているのがPet-Coolのボディーケアスプレーです。
Pet-Coolのケア用品はなにかと良質なんで、少し高いですがおすすめです。
その他、シャンプーも良い成分を使っているもを選ぶようにして、最低でも2週に1回ペースで洗ってあげましょう。(だいたい2~3千円)
毎日使うものではないので良いシャンプーでもかるく2~3カ月は持ちます。皮膚病になったら長引くのでケチらず良いシャンプーにしておきましょう。
シャンプーで違うのね!
なんならシャワーヘッドまでこだわるとシャンプーもしやすい!
③遺伝性疾患
- コリー・アイ異常
- セロイドリポフスチン症(CL症)
①コリー・アイ異常
コリー・アイ異常は遺伝性の病気なので、飼い主が予防的対応がとれないものです。最悪の場合は失明することもあり確立された治療法はないようです。
しいて対策としてあげるなら、信頼できるブリーダーさんからボーダーコリーを探すことです。本当に犬思いのブリーダーさんならこのあと解説するCL症同様に、遺伝性のあるコリーアイ異常が出た子で繁殖させることは避けます。
②セロイドリポフスチン症(CL症)
ボーダーコリーにとって、最も恐ろしい病気です。
- 運動障害
- 知的障害
- 視力障害
1歳すぎると発症することが多く、治療方法はなく3歳前には亡くなる遺伝性の病気です。
- 不安感や恐怖感が増す
- トイレの場所を忘れる
- 方向感覚を失う
- 攻撃性が増す
発症したら亡くなることを受け入れるしかない病気ですが、健康体同士の交尾であればCL症は発症しないのでブリーダー側での対策は可能です。
残念ですが、利益目的の悪徳ブリーダーは存在します。信頼できるブリーダーさんか自分の目と足で出向いて判断しましょう。
シェリーはブリーダー?
みんなのブリーダーで出会ったよ!
ボーダーコリーを家族に検討中ならこちらの記事をどうぞ
病気やケガに飼い主はどう備える?
ボーダーコリー限らず、飼い主の責任として愛犬の病気やケガに備える必要があります。ここからファイナンシャルプランナー&社労士の立場から解説していきます。
リスクってと思うかもですが、愛犬だけではなく飼い主自身の病気やケガもリスクです。備えがないから治療を制限してしまうなってあってはなりません。
病気やケガにしっかり備えていきましょう。
痛いのは嫌だしね!
できる限りのことは飼い主としてしてあげたいからね!
ペット保険で備える
飼い主がボーダーコリーのケガや病気に備える手っ取り早い方法はペット保険です。
妻の実家犬は誤飲により開腹手術をしたりと身近な経験からも、しつけが落ち着く成犬まではペット保険に加入しておくことをおすすめします。
もちろん貯蓄に余裕があればわざわざペット保険に加入する必要はありませんが、急な出費が心配であれば費用の平準化が可能です。
補償があることで治療の選択肢も増えるから安心!
ペット保険はいらない
どっちだよってツッコミがあるかもですが、飼い主としてペット保険の正しい理解も必要です。
実はペット保険の恩恵は思っている以上に限られています。
- 予防は対象外
- かならず自己負担がある
- 生命保険ではなく損害保険扱い
- 補償割合より上限額が優先される
- 利用回数が多いと翌年の保険料が上がる
ペット保険は最悪の場合、損害保険扱いなので自動車保険同様に契約更新できない・もしくは条件が加わる可能性もあります。
ペット保険を選ぶさいは月額料だけで選ばず、ボーダーコリーのその時々に合ったものを選びましょう。
- 子犬期は網羅的なサポート
- 成犬時は大けがに備える
- シニア期は通院も視野に備える
網羅的にサポートがあるペット保険は、意外と補償割合が少ないケースがあります。飼い主の貯蓄状況をふまえ、どんな時が不安か定期的な見直しも重要です。
そもそも治療代がかかるのは10歳から急に増えてくるので、だからこその備え方もあります。
詳しくは別記事で書いてます
フードとケア用品で備える
飼い主として、ケガや病気をしたあとの備えだけでは事後予防になってしまいます。
愛犬のシェリーと生後2カ月の時から暮らしだしてあっという間に5歳です。これからの5年間もあっという間と思うとフードやサプリで積上げていく事前のケアも必要だと感じています。
- ボーダーコリーに合うフード
- 関節ケアにサプリメント
- 肉球と歯のケア
ボーダーコリーの病気【まとめ】
ボーダーコリーがかかりやすい病気やケガについて解説してきました。
うちの愛犬シェリーもあっという間に6歳になります。ありがたいことにここまでは健康で快便も快便です。
でも、いつなんどきどんな病気やケガになるかわかりません。
- 成犬までは過度な運動は控える
- 関節への負荷をつねに意識
- 病気やケガに備えてペット保険
- ペット保険の補償範囲を知っておく
- 日頃のフードやサプリで関節へのケア
だからこそボーダーコリーがかかりやすい病気やケガの兆候をいち早く気づくためにも愛犬への知識を深める必要を感じています。
ボーダーコリーに限らずどの犬種であっても、家族である愛犬と楽しく暮らすために可能な限り備えておきましょう。
できる限り健康で一緒に暮らしたいしね
一緒に散歩(ランニング)が日常だから1日でも長くそんな日々を続けたいね!