【中型犬の留守番がヒドイ】|対策は?快適に暮らすための経験を紹介!
- 留守番は放し飼い?
- 留守番はケージがいい?
- 留守番なにしでかすか不安
ども、中型犬ボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
愛犬が大きいほどできることが多いので、お留守番は不安ですよね。
筆者の犬友の家庭では、帰ってきたら蛇口から水が出しっぱなしになっていたそうです。(『いったい何時間出てたんだ?』って震える恐ろしさ!)
中型犬(とくに大きめな子)と暮らすためには、室内ルールをしっかり決めて留守番させることが重要です。
ボーダーコリーと暮らしだした最初の半年は、この先ちゃんとしつけていけるのか不安になるほど大変だっとことを覚えています。
子犬期は脱走・ウンチまみれ・いたずらがひどく、留守番が不安すぎて週3日は犬の幼稚園に預けておくほどでした。
この記事では素人飼い主が、ボーダーコリーと一緒に成長しながら試行錯誤した経験をもとに解説していきます。
だからこそ成長した嬉しさがあるよ
自分で言うな!
- 留守番の一例(中型犬)
- ケージで留守番の理由
- 留守番時の注意点や使ってるアイテム
わが家の室内環境はYouTubeでも紹介してます
愛犬ボーダーコリーの【留守番事情】
まずは、筆者の愛犬シェリーがどのようにお留守番をしているのか紹介していきます。
飼い主・愛犬とも思うことは、長時間のお留守番は避けたいところです。
ですが在宅ワークではなく、外で仕事をする人の方が大半です。少しでもストレスを減らせるお留守番にしてあげましょう。
早く帰ってきて欲しい!
いつもいい子に留守番してくれてありがとう!
愛犬のハウス
わが家は、ケージ内で留守番させていて、だいたい1日平均6時間程度です。(たまに長いと8時間)
※ボーダーコリー(レッド&ホワイト)
こんな感じで、お気に入りのおもちゃも入れておきます。ちなみに、使ってるケージは、トムクレイト6000
値段はけっこうお高いですが、生涯使えるケージってくらい丈夫なので大きめな子には最適です。
わが家で一番無駄にしたのがケージで、2回買い換えました。
その経験から、なにより丈夫さが重要と知り、トムクレイト6000にしてからは安心して留守番させられるようになりました。
非常におすすめのケージなので、レビュー記事を是非参考にしてみてください
愛犬の留守番時間
続いては、気になる留守番時間です。
- ほぼ平日のみで6~8時間
- たまに土日も留守番
ケージの中で6時間以上も留守番は可哀そうと意見が分かれるかもですが、まずは自分の安心できるテリトリーと認識させることを優先させましょう。
里親条件の目安でも8時間以内としている団体が多いですし、長時間にならないように飼い主としても努力しましょう。
放し飼いでお留守番させたい場合でも、まずはしつけの一環でハウスで慣れさせてから、徐々にそうしていく方が無難です。
一番は留守番がないことだけどしょうがないよね!
留守番時間を少しでも減らす努力は必要だね!
留守番を【ケージを選んだ理由】
留守番をハウスor放し飼い、どっちにするかは非常に悩ましい判断です。
狭い空間でかわいそうと思う飼い主さんもいるかと思いますが、理由があります。
- 誤飲
- イタズラ防止
- テリトリーが広いと実は不安
暇すぎて出来ることが多いからね!
中型犬にもなると笑えないレベルになるので放し飼いは慎重に判断しましょう!
ケージの理由①誤飲
悲しいことですが、誤飲によって妻の実家犬は3歳にして亡くなりました。
家族がいない不安感から思わぬ行動をとりかねませんし、小型犬でも噛む力はかなり強いのでなにを噛みちぎって誤飲するかもわかりません。
中型犬であればさらにできることが広がり、斜め上をいく行動をするので注意が必要です。(ホントに注意)
家具の足がボロボロになったり、壁に穴を開けたりとできることが多くあります。
不安行動でクッション破ったりね!
しつけが落ち着くまでは、ケージで留守番させたほうがなにかと暮らしやすいです。
ケージの理由②イタズラ
中型・大型犬のイタズラはホントに危険なことになりかねないので注意が必要です。
- 家の壁に穴をあける
- 家電や家具を噛み砕く
- 蛇口やコンロに触れる
不安行動や、意図せぬことで取り返しのつかないことにもなるので小型犬より出来ることが多いい中型・大型犬を放し飼いで留守番は不安でしかありません。
コンロはちょうど手を掛けやすいので、コンロの上に燃えるものがあったらアウトです。
コンロは笑えないイタズラで、ニュースで注意喚起するくらいなのでしっかり元栓からしめておきましょう。
筆者は、ケージで留守番させてますが必ず出かけるたびにガスの元栓を締めて出かけます。
コンロのスイッチは中型犬にはちょうどいい高さだよね
留守番させるときは絶対確認!
ケージの理由③テリトリー
留守番時にケージに入れるもう一つの理由がテリトリーです。
そもそもの犬の特性からしても、長時間の留守番でない限りケージの方が良いと思います。
- 狭い空間を好む
- ケージ慣れは万が一に大切
- 独りぼっちの放し飼いは不安を感じる
愛犬にとって家の中はテリトリーですが、独りぼっちでいるとそれがかえって不安になることがあります。
犬はあんがい、狭い場所を好みます。
うちのシェリーも雷や怖いことがあると、そそくさとケージに入ります。それくらい、囲まれた環境は犬にとって大切です。
- 不安なとき
- 叱られたとき
- ぐっすり寝たいとき
留守番はまさに不安なときにあたるので、ケージ内にいるほうが安心できるんです。
日ごろの行動を観察してみて、自分からハウスに入るような子であれば放し飼いでの留守番はストレスを感じてるかもしれません。
ちなみに筆者の愛犬は朝、家族がだんだんと出かけていくと自らケージに入っていきます。
結局、飼い主を待つためにジッとしてるパターンだね!
大事なのは留守番時間がどのくらいか!
愛犬のハウスをケージとサークルどっちを選ぶべきは別記事でまとめました
留守番の【不安対策】
続いては、留守番のための安全対策や不安解消について紹介していきます。
この写真の時期は、毎回留守番させるのが不安でしかたなかったです。
中型犬の子犬期は怖いもの知らずだからねw
パピー期の留守番はホントにドキドキ!
対策①『まずはハウス慣れ』
色々なリスクを踏まえると、まずはハウスで留守番させることが無難です。(ハウス慣れは超大切)
まず、大切なのは!
犬は飼い主がいなくなると、強烈に不安を感じることがあります。
それを『分離不安症』といって、物を壊したり穴を掘り続けたりしっぽ毛を噛み違ったりします。(犬によって行動は異なる)
筆者の愛犬は、せっかく伸びてきたしっぽ毛を噛みちぎっていました。そうならないためにも、まずは安心できる空間を作ることが最優先にしていきましょう。
愛犬が通った警察犬学校(しつけ教室)で勧められたハウストレーニングがこちら
- おやつで誘導
- ご飯をハウスで食べる
- 必ずケージで寝かせる
- 慣れたら部屋で独りぼっちにしてみる
- ハウスに入れてから見えない所に離れる
落ち着かない場合は、布でハウスを包んであげると安心してくれます。(夜吠えるようならしてあげたほうがいいです)
安心して留守番できるようにとても大切!
あとは首輪慣れも大切だけど留守番中は外しておいたほうがいいです!どこに引っかかるかわからないので!
対策②『脱臭機』
まず経験上、中型犬の留守番で一番シンドイのは臭いです。
- 脱走
- うんちまみれ
- おしっこまみれ
- そのペットシーツを破りまくる(もうカオスです)
ボーダーコリーにかぎらず、中型犬になるとウンチの量はパピー期でも見事なものです。
必ずと言っていいほど、留守番するたびにウンチをしては踏んだり食べたりしてました。ウンチは踏むことによって一気に臭いが広がります。
子犬から飼いだしたら1年は覚悟しましょう。
かりに放し飼いで留守番させていると、ウンチを踏んだ足で走り回ったりするし、犬友のラブラドールは壁にこべりつけていたようです。(マジで恐ろしい)
玄関開けて、ゼロタイムでウンチの臭いがわかります。どんなに可愛い顔をしていても、うんちは臭いです。
室内環境が汚れていくと、飼い主も留守番後の掃除などでストレスで繋がり、しつけにも影響がでます。中型犬のしつけは、人間の子育てレベルで向き合うことをおすすめします。
脱臭機がペット臭やトイレ臭を吸収してくれるので、あるとないとでは室内環境が全然ちがってきます。
ちなみに、わが家で愛用中の脱臭機はこちら
脱臭機は、中型・大型犬と快適に暮らすためにはマストアイテムです。
アロマなど香りが好きな飼い主さんならSEAROMAもおすすめです
アロマを定期的に購入するコストランニングが掛かりますが、かなりすぐれものです。(現在はこの2つを使い分けて使用中)
ただ注意点としてウンチを片さないかぎり臭うので、仕事から帰ってきた時点では臭います。
片した後に急速に臭いを消してくれる点で、脱臭・消臭機器が役にたってきます。(それだけでストレス軽減にかなり役立つ)
留守番中のウンチまみれはお約束だね!
脱臭・消臭機器があるとだいぶ助かるのでおすすめ!
脱臭機とSEAROMAのレビュー記事はこちら
対策③『カメラ』
留守番しているときが気がかりでしょうがないなら、カメラの設置を検討しましょう。
防犯対策にもなるので、ペット用カメラは意外と多様性があってコスパ良しです。
こんな感じで、中型犬にもなると子犬期でも簡単に脱走できます。留守番中の行動が気になるのであれば、カメラで定期的に確認することもおすすめです。
- 可動式で室内が見渡せる
- おやつを出せるカメラもある
- 声をかけてあげられる(飼い主の声は安心する)
わが家では使っていないですが、実家犬はケージ内が映るように設置してどんな状態か確認しています。
わが家は5人家族で子供も大きくなり誰かしら早く帰ってくるので留守番時間も少なくなってきましたが、ご家庭によってはカメラは非常に役だつアイテムです。
ちなみに、ドッグカメラで圧倒的にシェアがあるのが【Furbo(ファーボ)】です。
安価なものはセキュリティ的に不安なんで品質の良いものがおすすめ!
番外編『しつけ教室』
留守番時間や日数が多いなら、しつけ教室も検討しましょう。
わが家は、中型犬といってもほぼ大型犬に近く、賢さNO1の犬種ボーダーコリーだったのでしつけ必須でした。
といこともあり、1歳までしつけ教室に通っていました。
朝が仕事に行く前に、しつけ教室に預けて、帰りに迎えに行くという完全に人間の子供のように幼稚園状態でした。
- 人や他の犬に慣れる
- 困りごとのしつけをしてくれる
- 散歩トレーニング(大きい犬にとっては超重要)
しつけ教室はすごく効果があったと感じています。大きい子の散歩はとくに追い癖と引っ張り癖があるとかなりシンドイです。
毎月4万円くらいかかっていましたが、留守番回数を減らしつつ、しつけを一緒にしてくれた約1年はとても意味がありました。
けっこういい子に育ったもんね!
たまにイタズラはするけど、ちゃんと言うこと聞く子だね!
しつけ教室というか警察犬学校の話は別記事で
もし愛犬がボーダーコリーなら、暮らしだした1年を別記事でまとめてます
光除菌の空気清浄機。コンパクトでありながら、臭いだけなく除菌も!
中型・大型犬の【留守番中の注意点】
最後に、中型・大型犬の留守番の注意点をあげておきます。
犬種NO1の賢さと言われるボーダーコリーで4歳児レベルの知能を持っているといわれています。(専門家によっては7歳とも言っている)
それくらい犬は賢さを持っています。むしろ4歳の子供より、体格が大きい犬のほうができることが多いかもしれません。
- コンロの元栓確認
- ゴミ袋を床に置かない
- 食べ物を不用意におかない
出来ることは多いけど直すことができない!
イタズラしたあとはほったらかしだもんね!
注意①『放し飼い』
わが家がケージで留守番させる理由でも触れましたが、まずは自分の安心できる部屋(テリトリー)を認識させましょう。
- 自分の安心する場所
- 災害時のケージ慣れ
- イタズラによる危険性
その後に、放し飼いで留守番させるか判断していくことが無難です。犬友のラブラドールは小さい頃は放し飼いでしたが問題行動をするのでケージを試しましたがもう無理でした。(とにかく出たがる)
- ケージ→放し飼い
- 放し飼い→ケージ
今まで良かったことがダメになるとストレスが溜まり吠え続けたりすることもあるので、近所迷惑にもなります。
やはり、最初から留守番ルールを決めておくことが大切です。
ましてや、飼い主である私たちはドッグトレーナーのようにしつけのプロではありません。しつけ優先で、少しづつ活動範囲を増やしてあげると留守番中も安心です。
ちなみにサークルはあまり効果がないのでおすすめしません
実家はミニチュアダックスを飼ってるんでサークルですが、こんな感じで中型犬ならなんなく脱走できちゃいます。
注意②『噛み癖』
犬の歯は、イタズラという視点でいえば想像以上になんでもできます。
- クッションを破る(超簡単)
- 家具の足をボロボロにする
- 電気コードを噛みちぎる(超危険)
とにかく口に収まりそうなものであれば無心で噛みます。
噛み癖は、ハウス・放し飼いでの留守番かぎらずやっかいなので子犬期からしっかりとしつけが必要です。
噛み癖が不安であれば、声がかけられるペット用カメラで定期的に確認するのもいいでしょう。
おやつ出るやつね!
防犯にも役立つし声もかけられるよ!
注意③『食べ物』
愛犬の留守番を甘くみてはいけないのが、【食べ物】です。
犬にとっては、あぶない食べ物が身近にあります。
犬に毒な食べ物
- チョコレート
- ぶどうやレーズン
- たまねぎやニンニク
チョコレートは、死亡事故もあるくらいなのでホントに注意が必要です。
わが家でも妻がお弁当を作って洗濯物を干して戻ったら、床に空の弁当箱が落ちていました。
中型犬サイズにもなれば、テーブルの上なんて簡単に届いちゃいます。
留守番中に放し飼いだと、そういった危険性もあるので注意しましょう。
食べた後はケージに逃げる!
怒られるとはわかってるんだよねw
中型犬のフード選びの参考にコチラの記事もどうぞ
中型犬の留守番【まとめ】
中型犬(ボーダーコリー)の留守番について紹介してきました。
犬にとって留守番は、サイズ感関係なしに不安だったり寂しいものです。
少しでも、安心して過ごせる環境づくりやトレーニングをしておきましょう。
- まずはケージから
- 安心な場所と理解させる
- 分離不安を理解してしつけ
- 放し飼いは噛み癖が致命的
- 放し飼いならドックカメラがおすすめ
留守番は、極力少ないのが1番です。
愛犬のストレスが少なくなるような、生活スタイルをしっかり考えていきましょう。
ケージ、放し飼いどちらにせよ長時間留守番させたあとは、散歩でリフレッシュしてあげましょう。
でも、成犬にもなれば笑い話になる日が必ずくるので愛情もって育てていきましょう。
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