【中型犬の留守番がヒドイ】|対策は?快適に暮らすための経験を紹介!

- 中型犬はハウスor放し飼い?
- ボーダーコリーを飼いだした
- 留守番のさせ方はどうしたらいい?
ども中型犬ボーダーコリーと暮らすしゅん太郎です。
中型犬や大きい子のお留守番は飼い主にとって、とても気がかりですよね。
なんせ出来ることがたくさんあります。
筆者が知ってるご家庭は、帰ってきたらキッチンの水が出っぱなしになっていたらしいです。(マジで笑えない)
それはレアケースですが、パピー期は日常茶飯事で脱走・ウンチまみれ・いたずらと手がかかったので留守番中は常に気がかりでした。
ボーダーコリーと暮らしだした最初の半年は、気が狂いそうになったのを覚えています。
なんせ、出る量が人並みなんで掃除がものすごく大変でした。
でも、子供もそうですがそれが笑い話になる日が必ずくるので愛情もって育てていきましょう。
その為にも、愛犬がストレスにならないように留守番に必要な準備をしていきましょう。

だからこそ成長した嬉しさがあるよ

自分で言うな!
- 留守番の一例(中型犬)
- ケージで留守番の理由
- 留守番時の注意点など

愛犬ボーダーコリーの留守番
まずは、筆者の愛犬シェリーがどのようにお留守番をしているのか紹介していきます。

飼い主・愛犬ともに、できるなら長時間のお留守番は避けたいところです。
ですが共働きご家庭は多くそうもいかないので、少しでもストレスを減らせるお留守番にしてあげましょう。

早く帰ってきて欲しい

いつもいい子に留守番してくれてありがとう
愛犬の留守番【時間】
筆者の愛犬シェリーは、留守番は1日平均6~7時間程度です。
※ボーダーコリー(レッド&ホワイト)
こんな感じで、お気に入りのおもちゃも入れておきます。
愛犬シェリーの留守番時間
- 平日約7時間(長くて)
- 土日に3時間程度
成犬になってからはそのくらいですが、逆にパピー期の方が長い留守番になっていました。
かわいそうなので、近くにあった警察犬学校に朝預けて夜迎えに行くって感じでほぼ子供の幼稚園状態でした。(週3~4日程度)
筆者の愛犬は活発なボーダーコリーですが、8時間程度でも問題行動を起こさずに留守番してくれています。
そもそも、犬の留守番の限界は?
筆者もパピー期の時期は色々と調べましたが、専門家でも留守番時間に対する意見がわかれるので誰を信じるかによります。
全体的な意見をまとめると、留守番の線引きは8時間といったところでしょう。
どうしても留守番が長くなってしまうご家庭は、愛犬のストレスを少しでも軽減できるようにペット用のドッグカメラも検討しましょう。
ちなみに、ドッグカメラで圧倒的にシェアがあるのが【Furbo(ファーボ)】です。
とはいえ、愛犬の留守番時間は短いにこしたことはないので短縮する努力は必要です。

おやつも出せるやつだよね

そう!声もかけてあげられるし安心させられる!
愛犬の留守番は【ケージ】
留守番をハウスor放し飼い、どっちにするかは議論がつきないと思います。
筆者の愛犬は、原則【ケージ】で留守番です。(短い外出時は放し飼い)
狭い空間でかわいそうと思う飼い主さんもいるかと思いますが、理由があります。
ケージで留守番をさせる理由
- 誤飲
- イタズラ防止
- テリトリーの広さ
ケージの理由①誤飲
悲しいことですが、誤飲によって妻の実家犬はまだ3歳にして亡くなりました。
家族がいない不安感から思わぬ行動をとりかねませんし、留守番時の放し飼いは誤飲の可能性が高まります。
さらに中型犬にもなるとイタズラの範囲も広がり、斜め上をいくので注意が必要です。
ケージの理由②イタズラ防止
- 家の壁に穴をあける
- 家電や家具を噛み砕く
- 蛇口やコンロに触れる
この中でも恐ろしすぎるのが、帰宅したら蛇口から水の出しっぱなしだったそうです。(水道代が、、、)
蛇口やコンロは別ですが、噛んだり穴を開けるのは不安行動でもあります。
ガスコンロなんて簡単に手が届きます。
火のつけ方なんて簡単に覚えてしまうので、コンロの上に燃えるものがあったらアウトです。
筆者は、ケージで留守番させてますが必ず出かけるたびにガスの元栓を締めて出かけます。

コンロは中型犬にはちょうどいい高さだよね

留守番させるときは絶対確認!
ケージの理由③テリトリー
- 狭い空間を好む
- ケージ慣れは万が一に大切
- 独りぼっちの放し飼いは不安を感じる
留守番時にケージに入れるもう一つの理由がテリトリーです。
愛犬にとって家の中はテリトリーですが、独りぼっちでいるとそれがかえって不安になることがあります。
犬にとって、『囲まれた狭い空間』を安心な場所と感じるのでケージで留守番することは決してかわいそうではありません。
筆者も、放し飼いでの留守番を試したことありますが結局ケージでジッと寝てました。
- 不安なとき
- 叱られたとき
- ぐっすり寝たいとき
留守番はまさに不安なときにあたるので、ケージ内にいるほうが安心できるんです。
日ごろの行動を観察してみて、自分からハウスに入るような子であれば放し飼いでの留守番はストレスを感じてるかもしれません。
ちなみに筆者の愛犬は朝、家族がだんだんと出かけていくと自らケージに入っていきます。

大事なのは留守番時間どのくらいか!
筆者が愛用しているのは、トムクレイト6000です。
このケージは、小さめな中型犬~ボーダーコリーのように大きめな子まで幅広くおすすめです。
以前は、トイレと区別できるケージを使っていたのですが留守番時間もそこまで長くないのでトムクレイトに落ち着きました。

ボーダーコリー(パピー期)の留守番【苦労話】

ホントに、毎日ドキドキしながら玄関を開いていたのを覚えています。
ボーダーコリーのパピー期は、今思い出すだけでも鳥肌が立つ苦労の毎日でした。

パピー期の留守番はホントにドキドキ!
留守番失敗【レパートリー】

この可愛さに騙されてはいけないのが、ボーダーコリー(中型犬)の留守番時に証明されます。
留守番時の悩み
- 脱走
- うんちまみれ
- おしっこまみれ
- ペットシーツを破りまくる
留守番しているとなにかしらがおきて、うんち臭で部屋中すごいニオイでした。
犬猫とくらしているので、ペット集も気になり思い切って購入することにしました。
5年使っていますが、まだまだ現役で頑張ってくれて物持ちはいいので脱臭機を検討している方はおすすめです。

ボーダーコリーのパピー期(生後3ヵ月)のときにすでに脱走成功!
というかうちに来て3日目には、留守番関係なしに脱走して夜中にウンチ散らかして遊んでました。
でも、10か月もすぎるとしつけも入ってきて『手がかからなくなった?』感じになり1歳も過ぎるとホントにいい子に成長してくれました。

今では、面倒見のいい愛犬に育ってくれてます。
ボーダーコリーは、しつけが入れば安心して留守番もしてくれる賢い犬種です。
もし愛犬がボーダーコリーなら別記事でまとめてるのでよかったらどうぞ

留守番の恐怖は【ニオイ】
ボーダーコリーにかぎらず、中型犬になるとウンチの量はパピー期でも見事なものです。
その結果!
玄関開けて、ゼロタイムでわかります。(愛犬のうんちの香りが)
どんなに可愛い顔をしていても、うんちは臭いです。

こんな可愛いボーダーコリーですが、ウンチオシッコまみれの日々はだいぶこたえます。
留守番以外でもこたえたのが、夜鳴きの『うんちしたコール』でした。

夜中のうんち掃除はホントにしんどかったw
結果、わが家では対策として脱臭機を購入しました。
ぺット用ゴミ箱もとても重要なのでしっかりこだわりましょう


ゴミ箱と脱臭機はこだわると快適空間
光除菌の空気清浄機。コンパクトでありながら、臭いだけなく除菌も!
中型犬の留守番はケージから放し飼いに!
ケージか放し飼いかという問題は、ご家庭によって意見が分かれるところです。
とはいえ、最初はケージで留守番することをおすすめします。
最初から放し飼いでの留守番だと、ケージに入ることが嫌いになりかねません。
犬友のラブラドールは、ケージに入ることが嫌いですぐ出たがります。
困るケースは少ないですが、万が一のときケージ慣れしておいたほうがいいです。

震災のときはケージ慣れしていないと困る
中型犬の留守番はまず【ケージ】
愛犬の留守番にはいくつかの選択があります。
愛犬の留守番方法
- ケージ
- 放し飼い
- クレート&サークル
すべて試してみましたが、中型犬の留守番ならケージを強くおすすめします。
室内でのしつけが落ち着いたら、徐々に放し飼いもアリです。
- 広すぎて不安
- 部屋全部が自分の部屋と勘違い
犬はあんがい狭い場所を好みます。

※猫のベットに寝る中型犬
どうやら犬にとって、独りぼっちの留守番は放し飼いだと広すぎて不安になるようです。
そうでない子も、まずはケージ程度の空間が落ち着くことを覚えてもらったほうがあとあと楽になります。
例えば、放し飼いが当たり前だったのに急にケージやサークルで留守番となると愛犬はストレスです。
我が家では、ソファーにのぼることを許していたのですがおしっこしまくるんで途中から禁止にしました。
でも、ぜんぜん治らないので諦めました。(成犬になってからは漏らしませんがソファーには乗る)
まずはケージやサークルで留守番できる状態を慣れさせましょう。
- ケージ→放し飼い
- 放し飼い→ケージ
ましてや、飼い主である私たちはドッグトレーナーのようにしつけのプロではありません。
放し飼いから始めるのではなく、しちゃいけないことや出来ることを少しづつ増やしてあげるのがお互いの為です。
ちなみにTwitter動画で紹介した通り、しつけがまだまだの中型犬にサークルでの留守番はあまり意味を成しません。

実家は、ミニチュアダックスを飼ってるんでサークルですが、こんな感じで中型犬ならなんなく脱走できちゃいます。

ケージやサークル慣れはとても大切
ケージで【ハウストレーニング】
筆者が警察犬学校で学んだケージでのハウストレーニングを紹介します。
まず、大切なのは!
犬は飼い主がいなくなると、強烈に不安を感じることがあります。
それを『分離不安症』といって、物を壊したり穴を掘り続けたりしっぽ毛を噛み違ったりします。(犬によって行動は異なる)

筆者の愛犬は、せっかく伸びてきたしっぽ毛を噛みちぎっていました。
そうならないためにも、まずは安心できる空間を作ることが最優先にしていきましょう。
- おやつで誘導
- フードは基本ケージ
- 必ずケージで寝かせる
- 部屋で独りぼっちにする
- ケージに入れてから離れる
まず、ケージの中では嬉しいことがおきると覚えさせます。
そして、どんなに夜鳴きしてもケージからは出さずに寝かせました。
次第に夜はおとなしく寝るようになり、雷(恐い音)がなるとケージに逃げ込むくらい安心できる場所になっています。

自分の安心できる場所は大切

叱られると思ったらすぐケージ行くもんねw
しつけ教室というか警察犬学校の話は別記事で

留守番に慣れた【放し飼い?】
ケージやサークルが安心できる場所と理解したら、次のステップになります。
ここが、ご家庭によって判断が分かれる悩ましいところです。
でも成犬になると、放し飼いにしちゃう飼い主さんも多いのでは?
ホントちょっとした買い物とかは放し飼いしたりしますが、基本はケージで留守番させています。
そこについては、それぞれのご家庭の判断かと思いますが放し飼いで留守番ならしっかり対策しておきましょう。
放し飼い留守番対策
- コードやコンセント
- 噛み癖は絶対に治す
- 放し飼いスペースを決める
放し飼いだからストレスがないわけではまったくありません。
飼い主がいない間は、放し飼いの方がむしろ広くて不安になったりするのでストレス行動を起こす可能性があります。
ストレス行動で一番の問題になるのが、【噛み癖】です。
家具の足を噛み砕いたり、ボーダーコリーの犬友はこれまでに11台のリモコンを噛み砕かれています。
その他にも分離不安から、ストレス行動を起こすこともあるので噛み癖はかなり厄介なクセです。
放し飼いでの留守番なら、ドックカメラをおすすめします。

おやつ出るやつね!

防犯にも役立つし声もかけられるよ!
中型犬の留守番時の注意点
愛犬のボーダーコリーを飼いだして、出かける際はかなり神経使うようになりました。
戸締りはもちろんですが、他にもあります。
- コンロの元栓確認
- ゴミ袋を床に置かない
- 食べ物を不用意におかない
小型犬ではとうていできないことを、中型犬はたやすく出来てしまいます。
留守番させるときは万全にバンゼンを重ねて出かけるようにしましょう。
とくに、夏場は犬にとってエアコンなしの留守番なんて地獄でしかないので注意です。

中型犬は運動神経がいいからね

下手したら大型犬にはできないこともできるしね
犬が留守番時の【事件】
これは犬種にもよりますが、中型犬にもなると度の超えた事件を起こしたりします。
留守番時の犬のいたずらは、飼い主の想像を超えてきます。
- 家の壁に穴を開ける
- 電気コードを噛みちぎ
- 蛇口を開けて水だしっぱ
- 靴を噛みちぎって犬ガムにする
- ゴミ袋を噛みちぎって部屋中にばらまく
※犬友の体験談
犬が大きければ大きいほど、留守番時にしでかすことの度合いがハイレベル。
ラブラドールを飼っている犬友は、帰ってきたら家の壁に穴が開いていたそうです。
『水の出しっぱなし』、、、いたずらレベルではない恐ろしい事件です。
電気コードなんて、感電したら大変なので噛み癖は絶対に治しましょう。
ちなみにケージ、放し飼いどちらにせよ注意することがあります。
とくに、パピー期は首輪は外してから留守番させた方がいいです。
変なところに引っかかって首が締まったら大変なので注意しましょう。

コンロと首輪はホントに注意ししよう
留守番で一番の危険【食べ物】
愛犬の留守番を甘くみてはいけないのが、【食べ物】です。
犬にとっては、あぶない食べ物が身近にあります。
犬に毒な食べ物
- チョコレート
- ぶどうやレーズン
- たまねぎやニンニク
チョコレートは、死亡事故もあるくらいなのでホントに注意が必要です。
わが家でも妻がお弁当を作って洗濯物を干して戻ったら、床に空の弁当箱が落ちていました。
中型犬サイズにもなれば、テーブルの上なんて簡単に届いちゃいます。
留守番中に放し飼いだと、そういった危険性もあるので注意しましょう。

食べた後はケージに逃げる!

怒られるとはわかってるんだよねw
中型犬の留守番まとめ
中型犬(ボーダーコリー)の留守番について紹介してきました。
犬にとって留守番は、サイズ感関係なしに不安だったり寂しいものです。
少しでも、安心して過ごせる環境づくりやトレーニングをしておきましょう。
- まずはケージから
- 安心な場所と理解させる
- 分離不安を理解してしつけ
- 放し飼いは噛み癖が致命的
- 放し飼いならドックカメラがおすすめ
留守番は、極力少ないのが1番です。
愛犬のストレスが少なくなるような、生活スタイルをしっかり考えていきましょう。
ケージ、放し飼いどちらにせよ長時間留守番させたあとは、散歩でリフレッシュしてあげましょう。
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